ベースの上達を妨げる4つの悪い練習法と、その改善策

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ベースの上達を妨げる4つの悪い練習法と、その改善策

 

ベーシストさん
ベーシストさん

ベースがなかなか上手くならないんだよな・・・。

 

ナベコロ
ナベコロ

もしかしたら普段の練習方法がよくないのかもしれませんよ

 

本記事でわかること

ベースの上達を妨げる4つの悪い練習法と、その改善策

 

この記事を書いている僕は、現在ベース歴28年。ときどきプロのアーティストのライブサポートや、レコーディングでベースを弾いています。

 

ベースがなかなか上手くならないと悩んでいるベーシストさんも多いと思います。
僕も思ったように上達できずに悩んでいた時期がありました。

自分の上達速度に悩んでいる方は、もしかしたら日々の練習のし方が良くないのかもしれません。

今回は僕が今までのベーシストとして活動してきた経験から、ベースの練習として良くない方法をまとめました。

日々の練習を見直すだけで上達速度は変わります。

ご自分の普段の練習法と比べてみて、もし当てはまっていた場合は一度改善を試してみて下さい。

 

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■ ベースの上達を妨げる4つの悪い練習法と、その改善策

(1)アンプを使わずに練習する

ベースの練習で使用したアンプの写真
アンプを使って練習

 

なかなか上達しない人で一番ありがちなのがアンプを通さずに生音で練習してるという人です。

 
エレキベースはそもそもアンプを通して音を出す楽器です。意識してアンプで練習する機会を増やしましょう。

 

アンプを使わないで練習するのが何故よくないか
  • ちゃんとミュートが出来てるかがわかりずらい
  • 無駄に強いピッキングで練習してしまう

 

生音で練習してると、ミュートがしっかり出来てるのか出来ていないのかがわかりずらいです。

 
ミュートが出来ていない場合は、開放弦などから余計な共鳴音がでてしまい、本来聴かせたいベースラインの邪魔をしてボワボワしたベース音になってしまいます。

 
この状態ではレコーディングをしても綺麗な音を録音することができません。。。

また、無駄に強いピッキングでベースを弾くとベース音のふくよかで気持ちの良い部分がなくなり、情報量の少ない痩せた音になってしまいます。

 
さらに、力んだ状態だと「音が変にビビる」「早いフレーズなどに対応しずらくなる」などの弊害もでやすいです。

普段からアンプで音を出して、「ちゃんとミュートができてるか?」「力まずピッキングが出来ているか?」確認しなら練習しましょう。

 

ナベコロ
ナベコロ

マンション住まいなどでアンプで音を出すのは環境的に難しい方は、アンプにヘッドホンなどをつないで練習すると良いと思います。

 

また、アンプ自体が必要ないヘッドホンアンプもおすすめです。僕も自宅では騒音対策もかねてヘッドホンアンプで練習することが多いです。

 

※ヘッドホンアンプについてはこちらの記事をご覧ください↓
ベースの自宅練習機材『amPlug2 Bass』がオススメな理由

 

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(2)テーマを決めずに練習する

練習のテーマを決ている写真
練習のテーマを決める

ただ毎日なんとなくベースを弾いているという人も多いと思います。
テーマを決めて練習することはとても大切です。

 

テーマを決めないと何故よくないか
  • 目的なく練習しても成果は上がりずらい
  • 実は毎回同じフレーズなどを練習しがち

 

ベース以外のことでもすべてそうだと思います。
逆に言うと毎回テーマをきめて練習することでスキルアップし続けるわけです。

テーマは今の自分に何が必要かを考えて作ると良いです。

★テーマの例★


  • 今日はこの曲をコピーする(自分にはない手癖が見つかります)
  • 苦手なフレーズを練習する(弱点を克服できます)
  • 得意なフレーズに磨きをかける(長所を伸ばせます)
  • 知らない音楽理論を学ぶ(音楽活動に役立ちます)

 

ナベコロ
ナベコロ

たとえ短時間でも目標を意識して練習するようにしましょう!

 

(3)メトロノームを使わずに練習する

携帯アプリのメトロノームの写真
携帯アプリのメトロノーム

普段はあまりメトロノームを使って練習をしないという人は多いと思います。

 
毎回使えとは言いませんが、ときどきメトロノーム練習をすると自分のリズムのヨレに気付くことができます。

 

メトロノームを使わないと何故よくないか
  • メトロノーム無しで練習してるときは、テンポ通りに弾けていない事が多い
  • いつも自分の得意なテンポで練習してしまう

 

メトロノームを使って正しいテンポで練習することで、リズムキープする力がUPして安定したテンポで演奏できるようになります。

また、ベースという楽器はドラムと合わせて演奏するのが必須です。

 
レコーディングでもライブでもベーシストには安定したテンポで演奏することが求められ、不安定なベーシストはなかなか良い評価はしてもらえません。

 

★メトロノームを使った練習手順★


  • 手順1: とりあえずメトロノームに合わせてベースを弾いてみる
  • 手順2: フレーズの中でテンポに合っていない部分を理解する
  • 手順3: 合っていない部分を正しいテンポで弾けるように練習する

 

ナベコロ
ナベコロ

テンポが早くてしっかり弾けない場合は、まず遅いテンポから練習して、だんだんとテンポを上げていくと良いですよ!

 

もしメトロノームを持っていない方は、スマホアプリなどで無料のものがたくさんありますのでチェックしてみて下さい。

 

(4)自分の演奏した音を録音して聴かない

ベースの録音で使用しているインターフェイスの写真
ベースの録音で使用しているインターフェイス

客観的に自分のベースの演奏を聴くことのはとても大切です。

 

録音して確認しないと何故よくないか
  • 自分の演奏の良いところも悪いところも確認できない
  • 正しく弾けてなくても弾けていると勘違いしたままになってしまう

 

録音して確認するのは、自分がちゃんとフレーズを弾けているのかを確認するためです。
これをしないのは、学校のテストで答え合わせをしないのと同じです。
自分の答えが正しいのか間違ってるのかわからないのでは上達できませんよね。

そして、実際に録音した音を聞いてみると意外にダメな箇所が多いことにびっくりすると思います。

しかし、ダメな部分を理解し、修正することで演奏がブラッシュアップされていくのです

特にレコーディング前などには自分の音を録って聞いて修正してから本番に臨むと、スムーズにレコーディングに対応できると思います。

 

ナベコロ
ナベコロ

録音方法は自分が簡単に出来る方法が良いと思います。
DAWソフトを使ってパソコンに録音しても良いですし、スマホのボイスメモで簡単に録音するのも良いと思います。

 

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■ まとめ 継続して練習しよう

今回はベースが上達しない人にありがちな練習法を紹介させていただきました。

もし当てはまってしまったという方は、是非この機会に普段の練習方法の改善を試してみて下さい。

 

ベースが上達を妨げる4つの悪い練習法のまとめ
(1)アンプを使わずに練習する
(2)テーマを決めずに練習する
(3)メトロノームを使わずに練習する
(4)自分の演奏した音を録音して聴かない

 

最後に、上手くなるのに一番大切なことは『継続して練習し続ける』事です。

忙しくて練習できない日もあると思いますが、短時間でもベースを触ることができるように工夫してみて下さい。

この記事が上達に悩んでいるベーシストさんの役に立てばうれしいです。

 

ナベコロ
ナベコロ

最後まで読んでいただきありがとうございました

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