![ベーシストさん](https://www.nabecolobass.com/wp-content/uploads/2020/04/9fb814ed1d4a594113d53f01c05eb1fa.png)
ドラムに合わせてベースを弾くのが苦手なんだよな・・・。どうしたら上手く合わせて演奏できるのかな?
![ナベコロ](https://www.nabecolobass.com/wp-content/uploads/2020/04/318985d852c6355b3cf6d7b408369c55.jpg)
ドラムと合わせるのに意識するポイントがあるので説明しますね!
ドラムと上手に合わせるための4つの方法
この記事を書いている僕は、現在ベース歴28年。ときどきプロのアーティストのライブサポートや、レコーディングでベースを弾いています。
ドラムと合わせるのが苦手で悩んでるベーシストは少なくないと思います。
僕も以前はそうでした。
『どうすればもっとドラムに合わせることが出来るんだろう?』そう考えて教則本を読んだり、先輩やライブハウスの人からアドバイスをもらったり、いろいろと改善出来るように努力をしてきました。
そのおかげで今ではベースとドラムが合っていないと言われることはなくなりました。
今回は僕が実践したドラムに合わせるのにとても効果があった方法を4つご紹介したいと思います。
ベース以外のパートの方にも参考になる部分がありますので、ドラムと合わせるのに悩んでいるミュージシャンの方はぜひ読んでいただければ嬉しいです。
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■ドラムと上手に合わせる4つの方法
・方法① 自分の音だけに集中しない
![ドラムを意識して聴いているベーシストの写真](https://www.nabecolobass.com/wp-content/uploads/2020/07/73e4194b5e67dbd0e84d8d2833ab245a.jpg)
ドラムと合わせるのが苦手な方のよくある原因として、自分の音ばかりに集中してしまって他のメンバーの音をあまり聞いていないという事があります。
ベーシストは特にドラムの音をしっかり意識して聞く必要があります。
最初はドラムを見ながら合わせると良いでしょう。
ドラムを見ながら合わせる3つのポイント
(1)基本的にドラムのバスドラとスネアに合わせて弾く
バスドラはリズムの要です。スネアはリズムにアクセントをつけます。その2つを意識してベースを弾くことでズレが少なくなります。
(2)バスドラとスネアに合わせずらい時は、ハイハットやライドに合わせる
ハイハットやライドは基本的に細かくリズムを刻んでいることが多いです。そのため、そこに意識を集中させると複雑なドラムパターンでも合わせやすいです。
(3)サビの頭などはクラッシュに合わせる
クラッシュは、曲の展開場面やキメの時によく使用されます。そこがバッチリ合わないと演奏にシマリが無くなります。
こんな風に、その時々で合わせるポイントを変えると全体的にベースとドラムが合ってきます。
ドラムを見ながら演奏するためにも、ベースは自分の手元をずっと見ないでも弾けるくらいに練習しておくのが大切です。
![ナベコロ](https://www.nabecolobass.com/wp-content/uploads/2020/04/318985d852c6355b3cf6d7b408369c55.jpg)
曲の大事なポイントでは、ドラマーさんにもベースの方を見てもらい、お互いにアイコンタクトをとりながら演奏するとさらに合いやすくなりますよ!
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・方法② ドラムのフレーズを理解する
![ドラムの楽譜の写真](https://www.nabecolobass.com/wp-content/uploads/2020/07/4263c5c416d8832b2983c46189c63c0a.jpg)
ドラムのフレーズを理解すると一気に合わせやすくなります。
ドラムフレーズを全部暗記するとかではなく、その曲の基本的なドラムパターンを覚えれば大丈夫です。
まずは、ドラムのフレーズを口ずさんでみると良いでしょう。
![ナベコロ](https://www.nabecolobass.com/wp-content/uploads/2020/04/318985d852c6355b3cf6d7b408369c55.jpg)
「ドン、ト、タン!ドンドン、ト、タン!」みたいに簡単に口ずさめればOKです。
そして、ドラムのフレーズを口ずさみながら一緒に右手の指やピックでリズムを取ってみると、ベースがドラムに合わせるポイントが見つかってきます。
・方法③ ドラマーと2人だけでスタジオに入る
![ドラマーとベーシストが二人でスタジオで合わせている写真](https://www.nabecolobass.com/wp-content/uploads/2020/07/a1a3eea877358b2e6e611f6f178769a1.jpg)
僕がやって1番効果が出た方法です。
所属したバンドすべてのドラマーと実践してきました。
ベースとドラムだけでスタジオに入ると、余計な音がないため細かいところまで意識がいくんですね。
そうすると、今まで気にしてなかったけど合わせた方がいい部分にも気が付いてきます。
例えば、
「Aメロは、お互いもう少し音量を下げて弾こう」とか、
「サビの頭の音だけフルパワーで一緒に弾こう」とか、
曲の細かいところまで二人で練習します。
こういう小さいことの積み重ねでリズム隊のグルーヴが1段階レベルアップするんです。
リズム隊がレベルアップすれば当然バンドの安定感も増してバンドとしても成長します。
是非、自分のバンドをやっている方は、バンドのドラマーさんと2人でスタジオに入ってみて下さい。
![ナベコロ](https://www.nabecolobass.com/wp-content/uploads/2020/04/318985d852c6355b3cf6d7b408369c55.jpg)
ベースとドラム、双方にとって良い方法ですよ!
・方法④ ドラマーの演奏してる姿を思い浮かべながらベースを弾く
![ドラマーが叩いている姿を想像してるベーシストのイメージ画像](https://www.nabecolobass.com/wp-content/uploads/2020/07/e5ef6c143565a39f537324d15a99abbc.jpg)
この方法は、ベース以外の他のパートの方にも簡単にできる方法です。
ドラムと合わせるコツをいろんなパートの人に聞かれるんですが、その時はこの方法をすすめてます。
ライブやレコーディングなどの、ずっとドラムを見ていることが出来ない状況では、ドラムの音だけに集中するのではなく、ドラマーが叩いている姿を思い浮かべながらベースを弾くとリズムに合いやすいんです。
試しにいつも一緒に演奏してるドラマーが、8ビートを叩いている姿を想像してみて下さい。
叩いている姿を想像しながら、そのタイミングでベースを弾けば自然と合いやすくなるはずです。
![ナベコロ](https://www.nabecolobass.com/wp-content/uploads/2020/04/318985d852c6355b3cf6d7b408369c55.jpg)
サポート業をしていて、いろいろなドラマーと合わせて演奏しなければいけない人にもオススメの方法ですよ。
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■ まとめ
今回はドラムと合わせる方法を4つご紹介させていただきました。
どれも僕が実践した上でとても効果があった方法です。
この記事のまとめ
◆ドラムと上手に合わせる4つの方法
- 自分の音だけに集中しない
- ドラムのフレーズを理解する
- ドラマーと2人だけでスタジオに入る
- ドラマーの演奏してる姿を思い浮かべながらベースを弾く
ドラムと合わせるのが苦手な方は是非試してください。
この記事がベーシストさんのお役に立てばうれしいです。
![ナベコロ](https://www.nabecolobass.com/wp-content/uploads/2020/04/318985d852c6355b3cf6d7b408369c55.jpg)
最後まで読んでいただきありがとうございました。