フレットラップが人気な理由は?ベースへの効果を詳しく解説しました

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フレットラップが人気な理由は?ベースへの効果を詳しく解説しました

 

ベーシストさん
ベーシストさん

フレットラップって前から気になってるんだけど、どんなアイテムなのかな?

 

ナベコロ
ナベコロ

フレットラップはミュート補助をしてくれるアイテムです。
装着することで色んな効果があるので詳しく説明しますね!

 

この記事でわかること

フレットラップをベースに装着したときの音への効果

 

この記事を書いている僕は、現在ベース歴28年。ときどきプロのアーティストのライブサポートや、レコーディングでベースを弾いています。

 

 

最近、FretWraps(フレットラップ)を使っているベーシストさんをよく見るようになりましたよね。

フレットラップは、ベースに装着することで演奏時のミュート補助弦共振を抑制してくれるアイテムです。

その効果はすばらしく、今ではベーシストに人気のアイテムの1つといえるでしょう。

僕自身も数年前から使っていて、特にレコーディングでは欠かせないものとなっています。

そこで今回は『フレットラップの詳細や効果』 について詳しく説明しました。

コスパに優れたフレットラップ!興味がある方はぜひ最後までお読み下さい。

 

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■ フレットラップが人気な理由は?ベースへの効果を詳しく解説しました

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◇ FretWraps(フレットラップ)とは

フレットラップは、ベースやギターのフレットやナット等の上に装着して演奏することでミュート補助をしてくれるアイテムです。

マジックテープのベルトで簡単に装着ができ、ベルトの締め加減でミュート効果を調整することができます。

また、カラーバリエーションも豊富なため、自分のベースに合わたカラー選びで個性を上げるのに使うのもアリでしょう。

メーカーである『Gruv Gear』は、アメリカの楽器関連グッズメーカーで、フレットラップ制作の先駆者です。

 

フレットラップ表面の画像
フレットラップ表面

 

フレットラップ裏面
フレットラップ裏面

 

ナベコロ
ナベコロ

フレットラップの裏地はタオル地のような素材で、この部分で弦をミュートします。

 

ベースへの取り付けは、マジックテープのベルトで簡単に装着できます。

また、ベルトの締め付けの加減でミュート具合の調整も可能です。

 

フレットラップのベルトを通した画像
ベルトを通す

 

フレットラップのベルトを締めた画像
ベルトを締める

 

◇ フレットラップの効果

それではフレットラップを装着してベース演奏する時の効果について説明していきましょう

まとめると下記の3つの効果があります。

 

フレットラップの効果

1: ミュート効果
2: 余分な倍音を抑えて音をタイトにする効果
3: 開放弦の音を抑え調整する効果

 

ひとつずつ説明していきます

 

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1: ミュート効果

ベースは弾いていない弦をミュートしながら演奏する必要があります。

ミュートが不完全だと弾いていない不要弦が共振してしまい、実際に弾いているベースラインを邪魔して輪郭のぼやけたベース音になってしまうからです。

特に5弦や6弦の他弦ベースの場合、ミュートするべき弦が増えるためミュートの難易度も上がります。

そこでフレットラップを使用します。

多少ミュートをおろそかにしてもフレットラップが代りにミュートしてくれるため、不要弦の共振が抑えられ、本来のベースラインが明確に聴こえやすくなるのです。

 

ナベコロ
ナベコロ

フレットラップは、タッピングやスラップなどの奏法とも相性が良くオススメです。

 

また、不要な共振音が絶対NGであるレコーディングに使っても効果抜群ですよ!

 

2: 余分な倍音を抑えて音をタイトにする効果

ベースの音は、倍音成分が多すぎるとモワッとしてしまい音程感が無くなりがちです。

フレットラップでミュートすることで、余計な倍音を減らし音つぶを揃えて音程感を出す効果があります。

また、ベルトの締め具合でミュートも調整できるため、倍音量も自分好みにコントロールが可能です。

 

3: 開放弦の音を抑え調整する効果

開放弦を弾いた音と、フレットを抑えて弾いた音では音量や音質が結構ちがいますよね?

フレットラップでミュートすることで、開放弦の音量を抑えてその差を減らす効果があります。

開放弦を使ったリフをループする曲などにはもってこいの効果ですね。

 

ナベコロ
ナベコロ

開放弦を思いっきり弾きたい時には、フレットラップをナットとペグの間にスライド移動させてしまえば、ミュート効果もほとんどなくなります。

 

僕はローポジションを弾くときもフレットラップがあると邪魔に感じるので移動させてしまいます。

 

◇ フレットラップの代用にヘアゴムを使うのは?

ヘアゴムを代用品として使っている人を見たことがあります。

気になったので自分でもやってみたのですが、フレットラップと同じような効果は多少あると感じました。

もちろんフレットラップのようにベルトで細かいミュート調整などは出来ないので、あくまでお試し感覚といった感じでした。

気になる方はご自分でも是非試してみて下さい。

 

◇ フレットラップの詳細まとめ

FretWraps(フレットラップ)

効果
・ミュート効果
・音をタイトにする効果
・開放弦の音を抑え調整する効果

サイズ
Small / Medium / Large / Extra Large

※メーカー推奨のサイズ
Small (4弦ベース・6弦エレキギター)
Medium (5弦ベース・7弦エレキギター・6弦クラシックギター)
Large (6弦ベース・7弦/8弦ギター)
Extra Large (7弦-12弦ベース・チャップマン・スティック・コントラバス・その他8弦以上の多弦ギター)

 

ナベコロ
ナベコロ

僕のフレットラップはSmallサイズです。
多少サイズに余裕があるように作られているようで、普段メインで使っているmomoseの5弦ジャズベタイプにも問題なく使用できてます。

 

 

 

 

 

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■ まとめ

今回はGruv Gearの 『 FretWraps(フレットラップ)の効果 』 について解説しました。

フレットラップのミュート効果は本当に素晴らしく、世界中で多くのベーシストに愛用されています。

価格も1200円~1700円くらいでコスパも良いので、気になった方はいちど試してみてはいかがでしょうか?

この記事がベーシストの皆さんのお役に立てばうれしいです。

 

ナベコロ
ナベコロ

最後までお読みいただきありがとうございました

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