自分に合うベースはどっち?パッシブとアクティブの違いを解説します

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自分に合うベースはどっち?パッシブとアクティブの違いを解説します

 

ベーシストさん
ベーシストさん

パッシブベースとアクティブベースってどう違うんだろう?
結局、自分に合うベースってどっちなんだろう?

 

ナベコロ
ナベコロ

パッシブとアクティブそれぞれの特性について説明していきますね!

 

この記事でわかること
  • パッシブベースとアクティブベースの違い
  • それぞれのメリットとデメリット
  • それぞれの問題点への対応策

 

この記事を書いている僕は、現在ベース歴25年。ときどきプロのアーティストのライブサポートや、レコーディングでベースを弾いています。

 

ベースにはパッシブベースアクティブベースの2種類があります。

それぞれに特徴があり、ベーシストはどちらを選ぶか悩むタイミングがあると思います。

そこで今回はパッシブとアクティブのそれぞれの特徴の説明と、メリットとデメリットについて解説しました。

また僕の経験から、それぞれのデメリットに対する対応策についても記載しました。

この記事を読めば、パッシブとアクティブの違いについての理解はもちろん、それぞれの楽器を演奏する際に気を付けるポイントがわかります。

今後のベーシストとしての活動に必ず役に立ちますので、もしパッシブ・アクティブについてあまり分かっていないという方は最後まで読んでいただければ嬉しいです。

 

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■ パッシブベースとアクティブベースの違いを比較

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それではまずパッシブベースとアクティブベースの特徴についてわかりやすく比較してみましょう。

 

・パッシブベースの特徴

 

パッシブの構造

  • 音を出すのに電池を使わない
  • ベースのつまみは基本的に「ボリューム / トーン」の2種類

パッシブの音色

  • そのベース本来の自然な温かみのある音が特徴
  • 主張しすぎず、他の楽器とも馴染みやすい音
  • ベースの材質が音に反映されるため、その楽器個の音が出る

 

・アクティブベースの特徴

 

アクティブの構造

  • 音を出すのに電池を使う
  • ベース本体にプリアンプが搭載されてる
  • つまみは基本的に2ボリューム / Treble / Bassといった感じが多い

アクティブの音色

  • パッシブに比べて音圧があり艶のあるクッキリとした音が特徴
  • 音の立ち上がりが早く、主張の強い音色で他の楽器にうもれずらい
  • スラップには相性抜群
  • ベースに搭載されているプリアンプの特色が音に強く反映される

 

ナベコロ
ナベコロ

簡単にまとめると『パッシブは電池を使わず自然な音』、『アクティブは電池を使うけど音圧のある強い音』と言った感じですね!

 

■ それぞれのメリットとデメリットを比較

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次はパッシブベースとアクティブベースの長所と短所を比較してみましょう。

 

・パッシブベースのメリット・デメリット

 

パッシブのメリット

  • 電池を使わないため、電気系統のトラブルが少ない
  • 自然なサウンドのため、バンドで合わせた時に他の楽器と音が馴染みやすい

パッシブのデメリット

  • 出力される信号がハイインピーダンスのため、ノイズが乗りやすい
  • アクティブに比べ出力が少ないため、エフェクターのノリが悪い

 

・アクティブベースのメリット・デメリット

 

アクティブのメリット

  • プリアンプが搭載されているため、ベース本体だけで幅広い音作りが可能
  • ベース本体のつまみでイコライジングできるため使い勝手が良い
  • 出力される信号がローインピーダンスのため、ノイズが乗りずらく音の劣化が少ない
  • 出力が大きいためエフェクターのノリもが良い

アクティブのデメリット

  • 電池を使うためランニングコストがかかる
  • 主張の強い音のため、バンドで他の楽器の音に馴染ませずらい
  • 搭載されたプリアンプの音に飽きやすい

  

ナベコロ
ナベコロ

こうやって比較すると使い勝手もノイズ面もアクティブの方がよさそうに見えますよね!

ただ、それでもパッシブを選ぶベーシストは少なくありません。それはアクティブには出せない自然な音がとても素晴らしいからです。

 

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■ デメリットへの対応策

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パッシブ・アクティブ、それぞれのデメリットに対する対応策をまとめました。
あくまで僕の対応策なので、皆さんの環境で必ず解決する訳では無いと思いますが、参考になれば嬉しいです。

 

・パッシブベースのデメリットへの対応策

パッシブのデメリットは先程説明したとおり以下の通りです。

  • ノイズが乗りやすい
  • アクティブに比べ出力が少ない

 

・ノイズに対して

対応策(1):バッファーを使う

バッファーとはハイインピーダンスの信号をローインピーダンスに変換することで音の劣化を防ぎノイズに強くする機材です。
何個もエフェクターをつないだり、ライブなどで長いシールドを使う際などはとくに有効です。
僕はバッファー機能が搭載されているチューナーを使っています。

 

● ナベコロが使っているバッファー機能搭載チューナー【Polytune3】

チューナーに『Bonafide Buffer』という高品質バッファーが搭載されているモデルです。
ライブで多数のエフェクターをつないだり長いシールドを使っても、しっかり信号劣化防いで安定した音を出してくれています。

また、チューナー機能も優秀で、『+/-0.002セント』 という最高レベルの精度でチューニングができます。そのためライブはもとよりレコーディングでもチューニングに安心して演奏に集中することができます。

 

 

対応策(2):ノイズフィルターを使う

ノイズフィルターとはノイズを除去するための機械です。
僕はノイズフィルターを内蔵したDCパワーディストリビューターを使用しています。こちらはアダプターからノイズ成分を除去したクリーンな電源をエフェクターに供給してくれるというものです。

 

● ナベコロが使っているノイズフィルター内蔵DCパワーディストリビューター【PNS-1】

9V用のアウトが5個と、9Vか18Vを選択できるアウトが1個ついています。
アンプから出る「ジー」というノイズの対策に購入しましたが、綺麗にそのノイズは消えてストレスは無くなりました。

サイズがとてもコンパクトなのでエフェクターボードに組みやすいのと、18V用の端子が1つあるのが僕的にはかなり使いやすい点です。

難点としては、出力電流が9V様のアウトは100mAまで、18V用のアウトが18Vだと100mAまでで,9Vで使用すると650mAまでという点でしょうか。
そのため、消費電流のおおきいエフェクターを使う方は事前に使用できるか確認をお勧めします。

 

 

・出力が少ないことに対して

■ 対応策:ペダル型のプリアンプを使う

足元にペダル型のプリアンプを置くことで解消されます。
音圧を上げれるのはもちろんのこと、EQで音質を調整もできます。プリアンプによってはヒズミ系の音も出せるものもあります。

プリアンプはそれぞれ音に個性があるので、自分好みのものを探すと良いでしょう。
僕は楽器の原音をなるべく出したいので、癖の少ないプリアンプを使っています。

 

● ナベコロが使っているプリアンプ【BASS LINER】

そのベース本来の音にこだわった余計な味付けのないベース用プリアンプです。

他の多くのプリアンプがベース・ミドル・トレブルの3BAND-EQであるのに対し、BASS LINERは5BAND-EQを搭載されているので、きめ細かい丁寧な音作りができます。

(5BAND-EQポイント:50Hz, 160Hz, 630Hz, 2.5KHz, 12KHz)

また、たとえ極端にEQを振っても自然な感じにその帯域をブースト・カットしてくれるが素晴らしいです。

ベースの原音や、アンプの音のキャラクターを大切にしたいベーシストにおすすめです。

 

  

・アクティブベースのデメリットへの対応策

アクティブのデメリットは以下の通りです。

  • 他の楽器の音に馴染ませずらい
  • 搭載されたプリアンプの音に飽きやすい

※電池を使うのはアクティブの構造上しょうがないのであきらめましょう

 

・他の楽器の音に馴染みずらいことに対して

派手なドンシャリな音や、過度に低音域をブーストした音のような、極度なイコライジングを避けると他の楽器に馴染みやすくなります。

しかし、そもそもアクティブは個性が強い音ですし、アクティブユーザーの多くはそういう個性的な音を好んでアクティブベースを使用しています。

また、音楽のジャンルによっては他の楽器から浮いてるくらい個性があるベースの音の方がカッコいい時もあります。

一概にベース音が他の楽器の音に馴染んでいた方が良いという訳ではありません。

結局自分のバンド全体がカッコ良くなればよいので、メンバーと相談しながらバンドに合う音を作っていくと良いと思います。

 

・プリアンプへの飽きに対して

■ 対応策(1):パッシブモードで弾いてみる

ある程度の金額以上のアクティブベースには、パッシブへの切り替えスイッチが付いていることが多いです。
プリアンプの音に飽きたらスイッチをオフにして、パッシブモードで音作りをしてみるのもおすすめです。

 

■ 対応策(2):プリンアンプを交換する

ベースに搭載されているプリアンプを、他のプリアンプに交換することで音のキャラクターを変えれます。

楽器屋さんや、リペアショップでお願いできて、費用として新しいプリアンプ代 + 工賃がかかります。
ハンダの技術や回線の知識があれば自分でもできます(僕はできませんが)。

しかし、これは思い切った方法にはなるので、よく考えてからした方が良いと思います。

 

■ パッシブとアクティブのどちらかを選ぶ基準

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基本的にパッシブもアクティブも音作り次第でオールジャンルで使えます。そのため、どちらのタイプのベースを選んでも活動には支障はないでしょう。

ただ、それぞれ得意なジャンルがあるので、自分が今やりたいと思っている音楽に合ったタイプを選んだ方が、より理想の音に近い音作りができるのでオススメです。

もし自分がやりたいジャンルで好きなベーシストがいたら、その人のベースがどちらのタイプか調べてみるのも参考になると思います。

 

パッシブに合うジャンル
楽器そのものの自然な温かみのある音のため、ジャズやブルース、激しすぎないロックなどはかなり相性が良いです。

●アクティブに合うジャンル
音圧も主張も強い音色のため、ミクスチャーやヘビーロックなどの重めの音楽には特に合います。

 

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■ まとめ

今回はパッシブとアクティブの違いについてまとめてみました。

ご自分に合う楽器はどちらか分かったでしょうか?

それぞれタイプの特徴を理解した上で弾くベースを選ぶと、曲にあった音作りもしやすくなりますし、バンド全体の音もまとまります。

これまであまり意識してなかった方は、是非いちど今の自分に合ったベースのタイプはどちらなのか考えてみて下さい。

この記事がベーシストさんのお役に立てばうれしいです。

 

ナベコロ
ナベコロ

最後までお読みいただきありがとうございました

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