ベースを始めようと思っているけど、どんなベースを買ったらいいかな?安くて良いメーカーってあるのかな?初心者におすすめのベースを教えてほしいな。。。
初心者さんのそんな悩みにお答えします。
この記事を書いている僕は、現在ベース歴28年。ときどきプロのアーティストのライブサポートや、レコーディングでベースを弾いています。
初めてのベースを買う時って、どういう基準でベースを選べばいいかなかなか分からないですよね。
安い物ではないし失敗は避けたいと思ってる方も多いと思います。僕もまさに最初のベースを買う時そう思っていました。
ただ、ベース歴が長くなるにつれて失敗しない楽器選びのコツがわかってきましたので、この記事では『初心者が最初のベース購入で失敗しないための選び方と注意点』について詳しく解説したいと思います。
これからベースを始めたいという方には参考になると思いますので是非チェックしてみて下さい。
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■ 最初のベースはどう選べばいい?初心者におすすめの4つの選び方!
□ 初心者におすすめのベースの選び方
最初のベースの選び方
- ルックスで選ぶ
- 自分にあった予算で選ぶ
- 信頼のあるメーカーで選ぶ
- 自分でなかなか選べない場合はジャズベースがおすすめ
・選び方① ルックスで選ぶ
初心者が最初のベースを選ぶなら、まずはルックスで選ぶのが一番おすすめです!
自分好みのルックスの方が楽器に愛着もわきやすいです。
愛着がわけばつね楽器に触っていたいという気持ちになり、練習量も増えます。
結果的に早いスキルアップにもつながります。
まずは近くの楽器屋に行って色々なベースを見てみましょう。
たくさんのベースを見ることで満足のいくルックスのベースが見つかるはずです!
僕も最初のベースはルックスで選びました!気に入ったルックスのベースが部屋にあるのがとても嬉しくて、暇さえあれば手に取って練習していました。
・選び方② 自分にあった予算で選ぶ
最初のベースは自分がムリなく出せる金額で買えるもので大丈夫です。
まずは始めてみてベースという楽器が自分に合うかどうか確認するわけですし、予算を超えるような楽器は必要ないと思います。
個人的には初心者は3~5万円くらいのベースで十分だと思います。
多くのメーカーがそのくらいの金額の初心者用のベースを出しています。
最初のコストを大幅に抑える【初心者10点セット】などといったセットもあります。
アンプやストラップなどをセットにして安く販売しているのが『初心者セット』です。
1万円台ですべてがそろうといった破格のセットもあります。
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・選び方③ 信頼のあるメーカーで選ぶ
人気のメーカーは、これまで良質のベースを世に出しつづけることで信頼を築いてきました。
そういうメーカーは初心者用にもリーズナブルで質の良い楽器を出しています。
人気メーカーのノウハウが詰められているベースを購入すれば、失敗するリスクを最小限に抑えられますし、質の良いベースで練習することはスキルの上達も早まります。
信頼のあるメーカーから選ぶのはおすすめです。
初心者におすすめのメーカー
- Bacchus…長野県のメーカー。コストパフォーマンスの高さに定評があります。
- Squier…あの有名なFender 傘下のメーカーです。
- YAMAHA…一般的にピアノが有名ですが、ベースも有名で海外でも高く評価されています。
・選び方④ ジャズベースはおすすめ
自分ではなかなか選べないという方にはジャズベースをおすすめします。
ジャズベースとは色々あるエレキベースのタイプの1つで、最も人気のあるモデルです。
おすすめする理由はオールジャンルで使える楽器で、なおかつ演奏もしやすいからです。
僕自身もジャズベースをメインに活動しており、ほとんどのライブやレコーディングをそれでこなしています。
また、ネックの太さが細めのため手が疲れにくく、女性にも演奏しやすい作りになっています。
僕のメインベースもジャズベースです!音質的にも、演奏面でも初心者におすすめのタイプですよ。
□ ベース購入で失敗しないための注意点
ベース購入で失敗しないためのの注意点
- 中古は避けた方が無難
- 同じベースでも販売店によって値段が違う
- 試奏して買った方が良い
- 高級ベースは避ける
・注意点① 中古は避けた方が無難
中古のベースを買うのは、新品より安く買えるメリットがあります。
ただ、あくまで中古品ですので購入にリスクも伴います。
購入したけどすぐに壊れてしまったなんてことになったら大変です!
多くの場合、中古品には保証などはついておらず、もしついていたとしても短期のものがほとんどです。
そのあたりのリスクを考えると、個人的には1本目のベースは、どうしてもその中古ベースが欲しい場合以外は、新品を選んだ方が良いと思います。
新品には1年保証などもついてますので安心して購入できます。
どうしても中古品を買う場合のチェックポイント
・各部に大きなダメージはないか?
・フレット部分のすり減り具合は問題ないか?
・ネックの反りを調整するトラスロッドに余裕があるか?
※初心者にはよくわからないことも多いと思いますので、購入前に店員さんに聞きましょう。
・注意点② 同じベースでも販売店によって値段が違う
セールなどの関係で同じベースでも店によって値段が違います。
同じチェーンのお店でも、エリアの違うA店とB店で値段が違ったりもします。
デジマートというページでも商品名を入力すれば調べられますので、すこしでも安いお店で購入しましょう。
実際に最近僕が買ったベースも、同じチェーンのお店で値段が違いました!
・注意点③ 誰かに試奏してもらってから買った方が良い
ベースを試奏する目的
- 気になったベースが複数ある場合に1番良いものを選別する
- ベースに欠陥がないかをチェックする
- 演奏性や音の良し悪しを確認する
楽器屋で購入する場合、ほとんどの場合試奏が可能です。
ただ初心者の場合は試奏はむずかしいとおもいます。
もし身近にベースを弾ける友達がいたら購入時に一緒にお店について行ってもらい代わりに試奏してもらいましょう!
もしそういう友達がいなければ店員さんにいえば代わりに弾いてくれます。
試奏してもらい、そのベースの演奏しやすさや、音の良し悪しの感想を聞きましょう。
また、ごくまれにベースに欠陥があることもあります。
例えば、ある一定のポジションだけ音がビビる(弦が抑えているフレット以外のフレットに触れていて音がしっかり鳴らない現象)などです。
試奏で欠陥が無いか確認してもらい、もしある場合は店員の方に購入前に調整してもらえるのか聞きましょう。
・注意点④ 高級ベースは避ける
お金に余裕がある人は別ですが、初心者がいきなりハイエンドベースを購入するのは避けるべきです。
もちろん値段の安いベースより高いベースはいい音がでますが、ぶっちゃけ最初から良い音で演奏する技術はありません。
また、楽器の扱い方や保管方法もよく分かっていない状態で高級なベースを買っても、知らないうちに本体にダメージを与えてしまうこともあります。
まずは手ごろなベースで演奏や楽器の扱いに慣れてから、2本目3本目でハイクラスのベースの購入を検討すれば良いと思います。
ただ、最初にも言いましたがお金に余裕があって、どうしても欲しいと思ったベースが高級なベースだった場合はそのベースを購入して良いと思います。
僕も最初のベースは4万円くらいで、2本目が10万円くらい、3本目が20万円といった感じでした。
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■ まとめ
今回は初心者の方が初めてのベースを選ぶ方法について書かせていただきました。
~ この記事のまとめ ~
■最初のベースを選ぶおすすめの方法
① ルックスで選ぶ
② 自分にあった予算で選ぶ
③ 信頼のあるメーカーで選ぶ
④ ジャズベースはおすすめ
■ベース選びの注意点
① 中古は避けた方が無難
② 同じベースでも販売店によって値段が違う
③ 誰かに試奏してもらってから買った方が良い
④ 高級ベースは避ける
ベースという楽器は初心者でも弾きやすく始めやすい楽器ですが、上級者になっても追及していくスキルがが多く、面白味が尽きることはありません。
また、音楽仲間とスタジオに入ったり、レコーディングをしたり、ライブをしたりするのは本当に楽しいです。
この記事を参考にあなたが最初のベースを見つけてくれたらうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました
ベースの本体以外に必要なアイテムについてはこちらの記事をご覧ください↓
・ベースを始めるのに必要なもの16選!予算とオススメ商品もご紹介